「戦後の日本の最大の不幸は、犯罪によってつくられた権力が保守本流という形で脈々とつづいていることにある」(本文より)。
 戦後から今日まで、あくことなく繰り返されてきた政官財ぐるみの権力犯罪の数々。地位と権力と財力を利用して画策し、そして発覚した犯罪の流れをみると、その時々の政治・経済・社会状況を巧みに利用し、シロアリのごとくに群がる巨悪の姿が浮かび上がってくる。
 私腹を肥やすために、権力維持のために、モラルを無視した金儲けのために‥‥。
 歴代総理の大半が関与し、闇のフィクサーが暗躍する犯罪の数々は、そもそもどういう事件だったのか、誰が関与し、結末はどうなったのか、黒田清の遺志を受け継ぎ、大谷昭宏とスタッフが総力をあげて描く迫真のドキュメント。
黒田清・大谷昭宏 著
四六判上製/定価:本体1800円
ISBN:4-8451-0667-1
旬報社