職員は根拠不明な厚遇やヤミ年金の恩恵にあずかりながら、あちこちに建てた第3セクターはことごとく破綻して財政は青息吐息。このままだと、数年後には財政破綻するのは確実だというのに、さしたる妙案も浮かばない。市長は突然辞任し、議会は大混乱。改革派の旗手として先頭に立った女性助役は、「辞めます」という紙切れ一枚残したまま、行方知れず‥‥。『大阪破産』は、そんな大阪市の現状をレポートしている。
 「私は大阪市民じゃないから関係ない」と思わないでほしい。ここに書かれてあることは、なにも大阪だけの問題ではない。大阪破綻は国家破綻へ通じる第一歩なのだから。

吉富有治 著
2005年10月20日発売
サイズ(cm):19
定価1000円(税込み)
ISBN:4-334-93367-X
光文社(光文社ペーパーバックス)